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フラッシュ暗算とは

フラッシュ暗算は、1978年に塾長・宮本裕史先生が発明・開発した暗算練習用ソフトです。

点滅する数字を足していくのがルールです

暗算力強化・筆算防止・強制的に計算速度を加速させる・一定速度で計算することで正答率が上がるといったの効果があり、多くのそろばん塾で導入されています

フラッシュ暗算競技の様子

フラッシュ暗算の歴史

 1978年。フラッシュ暗算は「8ビットパソコン」という日本で初めて民間向けに発売されたパソコンを使って開発されました。当時は一つの数字を出力するのに数十分かかっていましたが、15年近い歳月をかけPCの性能向上と共にきちんとした教材となり、検定試験が開始されました。

 開発当初の名称は「コンピュータ暗算」でしたが、2000年に全国大会「そろばんクリスマスカップ2000」で「フラッシュ暗算競技」として正式種目となり、TV番組「100%キャイ~ン」の最終回スペシャルで「フラッシュ暗算競技大会」が開催されたことで今の名前が定着。その後、多くの全国大会でも競技種目として採用されることとなりました。

 また90年代、Windowsの普及などでそろばんを習う人数が激減していた中、フラッシュ暗算がTV番組で何度も取り上げられることで、そろばん人口が回復することが出来ました。フラッシュ暗算はそろばん業界を救ったのです。

 しかし、こういった功績に目をつけた後発企業が2003年に「フラッシュ暗算」商標を取得したため、不毛な裁判が始まります。そろばんに関わる区分での商標は取り下げさせたものの、現在でも同名の模造品が存在しています。

 しかし、2006年には3桁15口、2019年には3桁30口のフラッシュ暗算ギネス記録登録が開始。2008年には日本教育研究連合会からフラッシュ暗算を開発した功績を認められ表彰。2021年にはフラッシュ暗算検定試験が文部科学省の後援を取得するなどの躍進が続いています。

 現在は「宮本式フラッシュ暗算®」「日本フラッシュ暗算協会®」の商標を取得し、より上達を促進するそろばん教材として全国で利用されています。

 

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日本教育研究連合会より

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発教材

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